佐賀 肥前名尾和紙の紹介と販売。名尾和紙は三百年以上の歴史があり引きの強さなどから襖や障子をはじめ提灯や壁紙として様々な素材として使うことが出来ます。

肥前名尾和紙ロゴ
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墨柿渋紙
天気の良い日を選んで作業を始めます。
未晒をベースに墨付け。
たっぷりと柿渋を含ませます
日光に良く当たる場所で十分に天日干しします。
淡かった和紙の色も乾くに連れ・・・
徐々に深みを増し
あの、鮮やかな柿渋色に変わっていきます

楮の原種-「梶」
和紙と言えば楮や三椏が有名ですが昔は材料として梶が広く使われていたようです。 近年になって書き易い洋紙(パルプ紙)が登場し、和紙でも細く繊細な繊維を持つ楮を梶に変わり広く使われるようになったようです。 現在では原種の梶は使用も栽培もここ名尾近辺だけと言われています。

1年単位の和紙作り
1年分保存していた梶は十一月ぐらいまでに使い切ってしまいます。 翌年より梶の収穫、仕込みをやり三月後半から和紙漉きを再開します。 冬場12月から2月ぐらいまでは和紙制作はやっていません。 この間は作りためた和紙の販売と名尾近辺の風物、干し柿作りが始まります。
展示会案内
年内の展示会は未定です
佐賀名尾和紙手すき和紙体験教室 体験 うちわ作り
体験料 1500円
自分で漉いた紙でうちわを作ります
平日のみ15名様よりお受け致しております。
準備などの都合上、この人数からの受付となります。個人の方はお誘い合わせの上お申込ください。
また、工房作業が休みの土日祭日は実施していません。展示館は土日祭日も開いています。
参加には予約が必要です。詳しくは電話でお問合せください。
TEL 0952-63-0334
紙すき見学
平日の工房作業中は自由に見学できます。土日祭日は作業をやっていないため見学できませんが、展示館は開いていますので和紙の購入や作品の見学などはお気軽にご利用ください。

かたりべ文庫 職人の手仕事
Vol.14 名尾和紙 谷口祐次郎
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名尾和紙が出来るまで

名尾和紙の由来

名尾和紙の名は古くから広く知られていますが、その由来をたどれば今から三百年以上前にさかのぼり、元禄年間納富由助翁が筑後の構口村に行き僧日源のもとですいて作る(漉造・すきづく)製紙法を五ケ年の歳月をかけて習得、元々山地で農業の生産性も低いこといから、製紙業を全村挙げて広めたのが始まりです。 その後、器具の改良及び技術の向上に当りその振興に力めたので名尾紙の品質や生産量は九州製紙業界にその名を知られるようになり「名尾和紙」として名尾の名を高めました。
1.「梶栽培」楮の原料である梶の木、有機肥料を与え栽培する
2.「梶刈り取り」1月〜2月にかけ落葉した梶の木を1本1本切りそろえ背丈ほどに束ねる
 

3.「梶蒸し」束ねた梶の木の皮をはくため、 直径1.5mの大釜に入れ2時間蒸す。
 

4.「皮はぎ」蒸した梶を熱いうちに1本1本ていねいに皮をむく
 

5.「梶干し」皮をむいた梶を天日で乾燥し、1年分を保存する。
 

6.「梶ふみ」三〜四日間、川で汚れを洗い流して晒します。水や太陽の日で自然に白くなるので天気の良い晴れた日を選んで行います。
 

7.「黒皮取り」川で洗い流せなかった黒皮や芽などを包丁で1本ずつていねいに取り除き白皮にする。
8.「梶煮」 (しゃじゅく) 白皮を大釜で煮て、柔らかくする。
 

9.「梶洗い(チリ取り)」 煮上がった梶を水につけ、黒皮の取り残しや不純物を取り除く。
10.「打解」繊維をほぐすために、1時間たたき、かくはん機で繊維状にする。
 

11.「紙漉き」 漉き船とよばれる水槽に、水・原料・トロロアオイという植物から取り出したねりを調合し、紙を漉く。漉いた紙を、1枚づつ積み重ねていく。;
 

12.「圧搾」積み重ねた紙を1日かけて圧搾し、水を絞り出す。
 

13.「紙干し」圧搾した紙を1枚づつ、乾燥板に貼り、乾燥する
 

14.「選別 」出来上がった紙を1枚づつ選別しそろえる。 特に提灯用や金屏風用の和紙として出荷される.